■ロールバックとは ネット対戦において発生していた遅延を無くし、事実上遅延がない状態でネット対戦する技術 例:データ送信に0.1秒のタイムラグがあった場合、データを受け取って0.1秒前に内部データを巻き戻してデータ補完して遅延を無くす ggpoと言う名で10年ほど前から公開してあったが、最近になって諸々の事情で話題に オープンソースであるため、現在では個人開発でも導入は可能となっている。 ■ロールバックについて感想 3日ほど前からギルティギアの過去作で試験導入した形で体験 作品ごとに「ロールバックがない場合」「ロールバックがある場合」を触った事はあるが、お互いを比べる機会は初めて。 確かにある方がずっとプレイ満足度が高い。 僕のフォロワーさんと対戦していたらしく、ブラジルとの対戦も問題なく行えていた。 日本からブラジルへのネット対戦は今まで考えられなかった。 日本と違って他の国では地域が広い場合もあってロールバックの関心は日本以上に昔から高かった。 ■E's Laf++でのロールバックについての取り扱い 私は今回はプログラム担当をしておらず、pikixuに依存している形となる。 そのため私の口からはっきりとした発言はできません。 ただ、ggpoの存在と処理内容は把握している。 導入はしてみたいが、私の一存では決められない。 僕は[E's Laf++]は担当していないが、簡単なプログラムなら経験している。 それを踏まえて答える。 E's Laf++のゲームエンジンは独自開発で長年の積み重ねで出来ている。 今の状態からゲームの処理に対して根元の部分に追加するのは困難ではないかと予想している。 ggpoをビルドして触ったが、今の状態で「導入する」「導入しない」を決めるのは難しい。 私からの言葉は「把握はしているが導入するかは未定」として留まらせてください。 ・追記 (pikixu) 普及に何年もかかってる というのがいろいろ総合した事実だとは思うけど たくさん時間が有れば導入したいし前向きには検討したいよね クラッシュは減らしたいし、IPアドレスを入力しなくてもマッチングしたいし、ポートも自動で開放してほしいし、遅延も少なくしたいし、ロードも短くしたい… ■ロールバックについて何故記事にしたか ここ最近、海外を中心に格闘ゲーマーの間で話題になっている もちろん私の支援者も例外ではない。 「導入してほしい」 この言葉はよく私の耳へと届いている。 1年ほど前から定期的に届いている気がする。 あまりにも多いため、目につく範囲で対策をしている。 twitterのプロフィール、patreon内の記事やトップページにて言及しています。 問題は「あまりにも言葉が多い事」 3日に1度はどこかから英語でメッセージがきます。 ・twitterのリプライとDM ・discord ・patreonなどの支援サイト ・Gmail あらゆるネットメディアで見かけます。 私は日本生まれで英語の翻訳も時間がかかるし、返答にもどうしても時間がかかる。 過去に答えた内容が毎日のようにメッセージとして来るとノイローゼになってしまう。 どこかのメディアを開くたびにそれが来るのは恐怖でしかない。 「あなたにとっては気軽な1回の質問」 「私にとっては嫌になるほど何度もきた質問」 目につく範囲で答えを見せている。 それを読まずに質問されるのは心が痛む。 私の知らせる努力を無視されている。 普段はE's Lafと関係のない仕事している。 私はプライベートを削りながらE'sLafを作っている。 すぐ分かる質問に返答する事に貴重な時間を使うのはお互いにとって不利益。 それが長期間続くと心が疲弊する。 今回は文字にする事によって少しでも質問が減る事を願っている。 もし他の開発者にメッセージを送っている人がいたら、まずは調べてみてほしい。 調べたうえでどうしても見つからなかったら仕方ない事だ。 その後の行為は任せる。 余談 ゲームの動画を出すとほぼ必ず一件は「what this is game?」と質問がきていた。 あまりにもメッセージが来ていたため、ギャグのつもりで「#ThisGameisEsLaf2」のタグを作った。 質問は驚くほど減っていたため、対策は重要だと考えています。 開発者にメッセージを投げる文化が日本はあまりないため、文化の違いが大きいのかと思います。 私への質問リプライは99%、日本語以外です。 それらは咎めるものではない。 ゲームを知ろうとしているのは喜ばしい事だ。 だが、まずは調べてから質問してほしい。 ■その他 やめてほしい事 カプ〇ンやアー〇等の格闘ゲーム企業の公式アカウントにE's Lafの紹介リプライを行う事。 プロデューサー、音楽家、声優などの個人アカウントも例外ではない。 こちらも複数人を把握している。 頻度は2カ月に1度程度と多くはないが、それでも喜んだ事は一度もない。 メンションが付いているだけでもその頻度だ。 私の把握できない、メンションない場合やメール等含めるともっと多いと想像できる。 そういった行為はE's Lafを知ってもらえるのではなく、「ネガティブなもの」として受け取られてしまう。 企業とのやり取りは私があなた達の見えない場で行う。 窓口はあなた達ではない。 ■最後に おそらくこれらの行為をする人は割合からすると少数だと思われる。 だが、それでも私にとってはそれは大変だ。 私だけに限らず、他の人に対しても一度考えてから行動をしてみてほしい。 最後まで読んでありがとう。